気が付けば、５月。
今年は肌寒い日が続いたせいか、家の前の藤棚にも花が下がっている。
時折、風に乗って甘い香りが漂ってくる。
茶の生育も遅れているそうで、連休中は茶摘一色の奥八女も今年はそうではないらしい。
農業と暦に詳しい友人によると、４月１４日が旧暦の３月１日。その前の満月あたりが冷え込むと思っていたら、ほぼ予想通りだったとのこと。
昨日は久し振りに家族みんなで一日を過ごした。
夜はラルマンディエ・ベルニエのちょっといいシャンパーニュを持ち込んで、久し振りに「創作料理ののか」へ。
メニューはフォアグラをのせた雑穀米のリゾット、驚くほど時間をかけて焼いたほんのりぺルノー風味の真鯛（外はパリッと、中は柔らかくて美味）、これまたゆっくり低温で焼いた佐賀牛など。料理とシャンパーニュの相性もばっちりで、滅多に食べることの無い贅沢な夕食を堪能した。
ののかの料理は本当に手を掛けてあって、遠出してお金をかけるよりもよっぽど良いものを食べさせてくれる。
ここなら歩いていけて、二人とも飲めるのも良い。
ちなみに、連休中も営業は通常通りです。
