外堀を歩く 3

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外堀を歩く、久しぶりの続編。前回は、明治期(恐らく30年代)に作成された地図を紹介した。
今回の地図は昭和の初め(つまり先日の地図から20年以上経っている)に福島城のことを調べた平井さんという方が作成されたもので、江戸期の地図をもとに外堀、中堀、内堀を地図上に再現されている。

前回の地図と比べてみると、現在の国道442号線が通っており、公園通りが出来ていたり、大正町という地名も見える。また、三井電車、南筑軌道があるのが判り、この20年超で随分と町の様子が変わっているようだ。
明治期の地図に比べると現在の様子と比較しやすいのではないだろうか。

土橋の通りにも福島劇場が出来たりして賑わっているように思われるが、地名としての土橋はここにはまだなく、西唐人町の一部となっている(土橋と書いてあるのは外堀に架かっている橋のこと)。

(続く)