上映会終了

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民映研をみる会の「椿山」上映会が、昨晩無事に終了。前回同様、こぢんまりとした、充実感のある上映会。

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いつものように終了後はテーブルを囲んでの感想会。
30代から70代まで幅広い参加者で、それぞれの経験と映画に出てくる暮らしぶりとを照らし合わせながらの感想が興味深い。

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民映研をみる会会長(的立場)S氏手作りのおにぎりとお菓子を食べながらの感想会。映画に出てくる雑穀などを使ったもので、素朴でとても美味しかった。

この映画は1970年代後半に四国山中の焼畑を行う集落の暮らしを追った一年間の記録である。映し出されるのは僕達と同じ人間だろうかと目を疑う程の力強さと清々しさを持つ人達だった。自然に寄り添い、先祖、子や孫を思い、感謝と喜びのなかで生きる人達の美しいこと。一方で、厳しい自然の中で生きていくことの大変さを見ているとひるんでしまう。
僕が観るのは試写に続いて2度目だったが、何度観ても新しい発見のある映画だと感じる。次に観るとき、先日観た越後奥三面もそうだが、その時の自分の暮らしを映す鏡のように、また違った見え方がするに違いない。

そういえば、春に福岡市内でも上映会を企画しているとのこと。
正式に決まれば、こちらでも紹介したい。

参加された方、手伝ってくれた方に感謝。