7月5日(日)は朝から充実した一日だった。
朝8時30分に築上町に一緒に行った佐藤由美さん、久留米のNさん、佐賀のHさんと朝倉の山田井堰土地改良区事務所で合流。
筑後川の山田井堰から引かれ、朝倉地方の田畑を潤す堀川用水の話を伺った。堀川は江戸時代に開削された水路で、この堀川の揚水水車で有名なのがあの朝倉三連水車だ。
観光地として有名な三連水車だが、むしろ重要なのはそれを維持ている地元の方々の努力に光を当て、将来に渡ってこれを伝えていく仕組みを作る事が大切だというのが昨日の話しだった。
そんな大切な話に何故私が参加したのかというと、八女市上陽町の馬場水車場とのつながりからだ。佐藤さんが「馬場水車場のお香」の販路拡大のために紹介して下さるというのがその理由。
ブログでも度々紹介しているように、私は馬場水車場を応援する会で事務局をしている。その中で一番大事だと思っているのは、どう水車を長く維持していくことが出来るかということだ。はっきり言って、大したことは出来てないが、「馬場水車場のお香」のパッケージデザインを+Tas designの鶴久さんと一緒にやったのも、杉葉の製粉だけでなくお香という商品を売ることで、多少なりとも馬場さんのお手伝いになれば良いと考えたからで、昨日もそんな話しをさせてもらった。(例によって、たどたどしい八女弁で・・・)
話合いの後、水車公園にある道の駅のようなところ(もの凄い人出で、まっすぐ歩くこともままならない混み具合でびっくり!)へ行き、店長さんとお会いしてお香を渡した。
この日は午後から秋のイベントに向けて、スタッフのみんなと福島のまちあるきをすることにしていたのと、お店もお忙しそうだったので商談は改めて時間のある時にすることにして、11時半過ぎに朝倉を後にした。
筑後川が左(写真右)へ蛇行するところから取水している。詳しい内容は下の写真。
堀川の上にお宮があり、その横が事務所。話し合いは神前で行われた。
左の森が恵蘇八幡宮。大化の改新で有名(?)な天智天皇にゆかりのお宮。
福島のまちあるきは、また明日。