松田久彦さんは八女の伝統産業を語る上で欠かせない方だ。
これまで実に長い間、八女の職人さんたちの仕事に寄り添い、励まし、紹介し続けてこられた。
「八女・手仕事の道」「きもんぬすど」「八女を歩く第1集、第2集」など八女の職人さんたちの仕事や郷土の歴史などを綴った著作も数多い。既に売り切れているものもあり、先ほどネットで調べたら、古本屋で結構な値段が付いていてびっくり。
八女市内在住の方は、広報に隔月で連載されているのでご存知の方も多いはずだ。
その松田さんがこの度「八女を歩く 第3集」を発刊される。
それを記念して、講演会が八女文化会館で開催されることになった。
■松田久彦「八女を歩く第3集」出版記念講演会
日 時 2009年7月18日(土) 15時~
場 所 八女文化会館 0943-23-6180
内 容 14:30~ 会場・受付
15:00~ 開会行事
15:20~ トーク「松田久彦を語る」
・玉井行人氏(西日本新聞久留米総局長)
・中島正之氏(八女福島仏壇伝統工芸士会会長)
15:50~ 休憩(10分)
16:00~ 松田久彦氏 講演
テーマ「八女を歩く」
17:00 終了
参加費 無料
主 催 松田久彦・八女を歩く出版を祝う会
問合せ 八女市商工観光課商工観光係(0943-23-1596)
祝う会事務局(0943-22-5804・中島)
興味のある方は是非行ってみて欲しい。
ちなみにトークにある玉井さんは、15年前、まだ24才だった私が八女に帰ってきた時の西日本新聞八女支局の記者で、八女福島の町並み保存運動草創期にその重要性を説いて廻られたと聞いている。
その玉井さんが異動になり、送別会をされているところに誘われて行ったのがきっかけで、今も福島のまちづくりに関わっている。ほんの挨拶程度しか言葉を交わしたことは無いが、私にとって不思議な縁を感じている人の一人だ。
玉井さんが、今の福島を見られて、どう感じてらっしゃるのか話を聞いてみたい。
当日、本の販売も行われます。
「八女を歩く第3集」1,000円
朝日屋でも近々取扱い予定です。