夏休み 京都へ その3

昨日の続き。

2日目は東本願寺へ。

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右側の土塀の向こうが東本願寺。たびたび火災に合っており、今の建物は蛤御門の戦いで戦火にあった後のものだとか。

父の知人がお寺の中を案内してくださった。
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右側が昨年修復された御影堂、左側に現在修復中の阿弥陀堂。御影堂は世界最大級の木造建築だという話。

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今回の修復で磨きなおされた飾り金具。仏壇と同じ技術。明治期の職人が作ったものだそうだ。
技術のレベルの程は良く判らないが、素人目にも凄いと思える細かい彫金の仕事にため息が出る。

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御影堂の縁側(っていうのかな?)。廊下の感触を味わう為に靴下を脱いで歩いた。
この後、能舞台、寝殿造りの部屋、もともと京都御所にあって移築された建物、阿弥陀堂の切妻を借景し山に見立てた庭、切り取られた雀の絵の襖だとか、いろんなところを案内してもらった。
一番驚いたのは、木造建築の間に作られたコンクリート造のような渡り廊下。不思議に思って尋ねると、木造の屋根つきの廊下を漆喰で塗り固めてしまい、床はなまこ壁の様に瓦のようなものが敷き詰められていたのだった。
福島の町家と一緒でこれも火災の際、類焼を防ぐ為だそうだ。
写真が無いのが残念。

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屋根の構造を説明している。

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境内にはたくさんの鳩がいる。父が餌をあげようとすると何十羽もの鳩が飛んできたものだから、娘たちはびっくり。次女は見えなくなるくらい遠くまで逃げていった。
写真の奥に見える小さな人影が次女。

とにかくスケールの大きな木造建築物に驚くばかり。

続く。

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