「七尾佳洋 作陶展」のご案内

昨日、七尾佳洋さんから作品が届いた。
開封しながら伝票と付け合せ。
ひとつひとつ包みを解きながら、その都度手が止まり、作品を眺めてしまう。だから、なかなか作業が進まないのだが、これもまた楽しみの一つ。
お客様より先に楽しませてもらって、申し訳ない気分だ。

それでは、ご案内。
七尾佳洋作陶展

以下は、あまねや工藝店の川口さんが書かれたDMの文章。

『七尾佳洋(ななおよしひろ)さんの個展を開くことになりました。七尾さんは1967年函館生まれの42歳。沖縄の大学で陶芸を学んだ後、丹波の柴田雅章さんに3年間師事。その後,故郷に近い檜山郡厚沢部町清水で仕事を始めて以来、国展や日本民藝館展で受賞を重ね、現在は各地の個展を中心に活動中です。いま、七尾さんが特に力を入れて取り組んでいる“練り上げ”は、柴田さんの師である生田和孝氏が師事した河井寛次郎にまで遡る事の出来る技法であり、いわば“河井一門”に連なる系譜の中で、自分の仕事を探し続けていると申し上げて良いと思います。異なった粘土数種をあわせ、板状に加工して“型”で成形する“練り上げ”は、技法上の難度の高さや表現上の制約が大きいことも手伝って、辿り着く先の見え難い、しかしそれに倍して奥行きの深さを持つ技法だと思います。この先、七尾さんが作り手として困難な道を走り抜き、“ゴール”に辿り着く事を願っています。(あ)』

『七尾佳洋 作陶展』

■朝日屋酒店
会期/9月20日(日)~27日(日)
AM8:00~PM8:00(日曜PM6:00)会期中無休
八女市本町2-462
0943-23-0924

■あまねや工芸店
会期/10月3日(土)~11日(日)
AM11:00~PM7:00
福岡市中央区平尾1-12-2
092-526-0662
※10月3日、4日は作者在廊予定。

どうぞ、お越し下さい。

白壁ギャラリーのチラシ兼マップも、取りあえず5,000枚印刷が完了。
若手、K&Kコンビが4時間掛かって輪転機と自動折り機を使い仕上げてくれた。感謝!
また、馬場水車場のチラシも観光協会の事務局で印刷してくれた。
これは、一昨日書いたとおり、馬場さんが福岡の中央公園で販売する際、使用するもので、今日メールで完成版が送られてきた。
昨日のものより格段に良くなっている。後は細かいところをチェックして終わり。この件はようやくゴールが見えてきた。
それにしても、鶴久さんと一緒にこういう仕事(?)をやるのは本当に楽しい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA