昨日のこと

はや10月。
明日は仲秋の名月。
先日行われた燈籠人形は、古くは仲秋祭と呼ばれていたそうだ。
旧暦8月15日、月明かりとロウソクの灯りを頼りに上演されていたのだろう。

昨日、鞆の浦の埋立て架橋計画の中止を求める裁判で原告勝訴の判決が出た。
全国町並みゼミのときも計画による歴史的に重要な江戸期の港湾施設や景観が破壊される事実を切実に訴えられていたのを思い出す。
今朝、新聞で判決の要旨をさらっと目を通しただけだが、美しい重要な景観を国民の財産として保護すべきというような内容だったようだ。
悪臭や騒音に対しては厳しいのに、視覚的に醜悪なものに対して意外と無頓着なこの国の行政が今後重視すべきことが判決の中に織り込まれていたような気がする。
これが終わりでは無いだろうが、恐らく自分たちのためというよりも後世の人達のため、鞆で頑張っている方たちのこれまでのご苦労を思うと頭が下がる思いだ。

それにしても、昨日は飲み過ぎた…。
でも、面白かった。

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