紺屋町の奥 1

何の脈絡も無く記事を書いている。

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ao cafe(アオカフェ)

昔、福島検番だった建物。

昨年、白壁ギャラリーのマップで建物の絵を描く時に写真を撮った。
入って左側、カウンターや厨房のあるところが以前は土間(これは僕も覚えている)で、そこに人力車がずらりと並び、三味線箱が置いてあったそうだ。その後、検番は無くなり、洋裁学校や料亭になって、長いこと空き家だったところを現店主のY君が借り、一年間掛けて今のような雰囲気にDIY改修をして開業したのだ。

その真向かい、今は普通の住宅になっているところに、もっと古い検番があったという話を近所の方に聞いた。入り口を入ると両側に髪結い所があったらしい。その周りには三軒長屋、六軒長屋などが建っていて、そこには置屋があり、自前芸者が住んでいた。

アオカフェの周辺は今もその雰囲気が残っている。