先週、以前も紹介したことのあるののかでの会を開催した。
勉強会というとちょっとお硬い雰囲気を想像されるかもしれないが、ワインと料理の相性(特に冬場はジビエ)を楽しむという会である。
今回は雷鳥を仕入れたという店主からの連絡で胸を躍らせて参加。
相当に癖のあるものらしいと聞いていたが、マディラソースでの雷鳥は想像以上に美味しいものだった。それに合わせて選んだワインは悪くはなかったのだが、もっと柔らかいものにしておけばもっと良かった。
印象的だったのはフォアグラにドライの無花果を入れたテリーヌと2005年山梨産ヴィオニエの極甘口ワインのマリアージュ。官能的という表現が使われるが、まさにその通りで、皿に添えてあったナッツとワインの熟成香もピッタリ。参加者全員が唸りながら食事をするという不思議な光景だった。
こんな感じで、八女ではなかなかこうした料理をする機会がないという店主とワインと料理の相性を楽しみたいという物好きな客達との楽しいひとときのお陰でいい勉強をさせてもらっている。