昨晩はコオロギが鳴いていました。
盆が終わると秋を感じる瞬間が増えてきます。
私にとって、秋で思い浮かぶのは「燈籠人形」に、酒蔵の「秋洗い」や「ひやおろし」。
今日は「ひやおろし」の紹介です。
(そうです、我が家は酒屋です!たまには酒の案内もしないと)
初春に上槽した酒は、火入れをして、涼しい蔵の中で暑い夏を過ごします。(最近は冷房の効いた貯蔵庫ですけども・・・)
ひと夏越すと、ちょうど良い具合に酒に丸みが出てきます。
それでいて、半年程度の熟成ですので、上槽したときの華やかの風味も感じられます。
その風味を保つため、出荷前の火入れを行わず、「生詰め」という状態で出荷するのが、この「ひやおろし」です。
特に、繁桝は新酒だと少々粗っぽさがあるので、ちょうどカドが取れていい具合になります。
9月上旬入荷予定です。
繁桝 特別純米酒クラシック 1.8L 2,100円/720ml 1,050円