樋の口原酒

毎年暮れに入荷する繁桝の「樋の口原酒」が、今年は少々遅れましたがようやく入荷しました。

樋の口とは醪を搾った際に清酒が出てくる所。
つまり、搾った後に濾過、和水などの処理をせずに、そのまま瓶詰めされた、まさに搾りたての新酒です。
10年以上前から朝日屋と佐藤さんという近所の酒屋さんと2軒で販売しています。
瓶詰め本数は300本。
500mlですので、ほんの僅かです。
原料米は山田錦。精米歩合は55%。
純米酒にしては贅沢ですね。

さて、今年の出来はというと、納品されたその場で飲んだ感想は「かなりレベルが高い」です。口に含む前から吟醸香がしています。おだやかな旨みがしっかりと口に広がります。後口にちょっと雑味があるとバランスが壊れてしまうのでは…と心配するほどの繊細さも感じます。新酒のどぎつさも無く、すいすい飲めてしまいそうです。
現に今日はこの美味しさが嬉しくて、仕事中試飲ばかりしていました。

徒歩でご来店頂くと、しっかり試飲していただけます。

写真をアップする余裕が無くて、とりあえず今日は文章だけ。
明日は純米吟醸にごり酒が入荷します。

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