昨年秋頃から毎日すべき仕事が溜まりに溜まっていたので、このところ夜遅くまで頑張っていたのはいいのですが、無理がたたって昨日はとうとう頭痛でダウンしてしまいました。昨夜は早々と床について休んだお陰で、今日はすっかり快調です。
さて、繁桝のこと。
一番手前が「限定純米吟醸 生々」。
山田錦50%精米の純米吟醸の“せめ”を中心に瓶詰めしたもの。
次が「限定吟醸 生々」
山田錦50%精米の吟醸の“せめ”を中心に瓶詰めしたもの。
「雄町純米 生々」
雄町60%精米の純米酒。
そして、「純米吟醸にごり酒 生々」
夢一献50%精米の純米吟醸のにごり酒。これは過日紹介したものです。
限定吟醸生々以外は既に入荷しております。
細かい酒の説明は後日お知らせしたいと思います。
どれも香りよく、繁桝の新酒できれいすぎたときにありがちなギスギスした感じも無く、程よい旨さのあるよく出来たものでした。
試飲をしながら話をしていると、大吟醸の洗米が始まったのでもう一度見学へ。
おおよそ白米重量の30%増しになるように吸水させるため、写真のようにストップウォッチで時間を計りながら、手洗いをしています。これがなかなか大変で、試しに少量水を吸わせ時間を決めるそうですが、米の出来が良くないと吸水にバラつきが出るのです。そうすると蒸米の出来、麹の出来などに影響し、最終的に酒の味に大きく関わるのです。
実に真剣な顔つきで倉子さんたちは米洗いをしているのはそういった理由からです。
以上のような様子を見て、また新酒を楽しんで酒蔵を後にしたのでした。