山鹿からの来客

風が冷たい。
桜の花びらが映画のワンシーンのように風に飛ばされていく様は怖いくらいに美しい。
写真は宮野町の某所。こんなにきれいな場所がある。
八幡宮の桜 001

今日、山鹿から下町惣門会の皆さんが来られた。
ふるさと塾塾長の中島さんが古松町のスコシから土橋市場までの福島の町並みを案内。月初めの午前中は少々忙しく、私は遅れて参加。
「Cafeてま」での昼食の際、いろいろと話をお聞きした。

下町惣門会はあの「米米惣門ツアー」を主催されてる方々。麹屋、造り酒屋、せんぺい屋、寺院などを営むメンバーが米をテーマにした観光ガイドをリレー形式で行っている。参加費は500円で、300円相当の土産が付く。単なる名所旧跡ではなく、普通は見れないような家の中まで案内されるのだそうだ。また、毎回同じ内容ではないので、リピーターが多いとのこと。
ここ数年はメディアでも良く取上げられるように、観光客も多く、参加しているメンバーはもちろん、観光産業には経済効果も生まれている。
「これからの観光は地域の生活を見てもらうもの」と語る会長の井口さんの言葉は、実体験に基づき重みがある。また、それは八女に向けられた言葉でもあるように感じた。

ちょっと考えただけでも、紺屋町から土橋にかけて菊屋、あわや、丸森製菓などは体験型の仕掛けが出来るし、川山レコード、永松玩具店、朝日商事などの興味深い店などもある。それらを結ぶだけで(もちろん各店の皆さんの協力が必要だが)ちょっとしたツアーが出来そうだ。
これが、宮野町、京町、古松町、新町、矢原町などに広がればすごいことになる・・・などとやめぼん的妄想の世界に入りつつあるので、この話はこの辺で・・・。

ちなみに今日一番の人気スポットは「土橋市場」。
「あれは凄い!」の言葉はかなり勇気づけられた。
「あとは仕掛けやね。」
・・・そのとおり。仕掛けと空き店舗を埋めること。
この1、2年が勝負。

帰り道に撮った写真。
福島八幡宮の境内からH氏宅を望む。
八幡宮の桜 003

桜の裏に見える土蔵。
蔵での花見は今年も出来ずじまい・・・。

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