受払帳

酒屋には面倒な仕事がある。
酒類受払帳と報告書。
商品毎に台帳を作り、その本数、リッター数、単価、などを仕入れ毎に記入し、月末の在庫を棚卸しし、月毎の売上げ本数、リッター数を出すというもの。
その酒類別のリッター数を年度末に集計し、一覧にしたものが報告書。
というわけで毎日記帳することが酒税法で義務付けられている。

今ではパソコンに仕入伝票と売上伝票を入力するとPOSレジと一緒になって自動的に計算してくれ、煩雑な作業がなくなったので、随分と楽になった・・・はずなのだが、あろうことかパソコンが壊れた一昨年前から我が家では昔風に手書きである。正直言って面倒なことこの上ない。
それでも、随分と昔に父や母が毎晩書き込み、月が替わるとパチパチと算盤をはじきながら集計していた姿を思い出しながら、ペンを持ち自分の筆跡を確かめ、一字一字書き込んでいくのはそれ程嫌な仕事でもない。(作成ソフト自体を買うと乗用車1台分ほどの金額だから自分にそう言い聞かせて納得させているだけかもしれないが・・・)

年度始めの昨日から平成20年度の受払帳を〆て、報告書を作成している。
昼間は店の仕事もあるのでそうそう捗らず、夜もこんなブログなんか書いているもんだから更に進まない。
でも、今日はシャキッと終わらせて、やめぼんの原稿を手掛けなければ・・・。

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