麹屋 純米吟醸 生々

予約していた麹屋・純米吟醸の新酒が今朝届いた。
その場で早速開封。

派手さは無い。
程よい旨さと新酒らしい荒々しさ、余韻の心地よさ、なかなか良い出来で安心した。
食中酒として楽しめるいい酒だ。
秋口になると落ち着いた凄く良い酒になりそうだ。

麹屋生々
「麹屋 純米吟醸 生々」
720ml 1,313円/1.8l 2,625円

麹屋は高橋商店の古い屋号。
高橋家は八女福島の古い商家で、過去帳に享保2年(1717年)の最も古い記録がある。福島城が廃城になったのが1620年頃。その後在郷町として福島が発展していく中で、何処からか移ってきたものだと思われる。
もともと酢屋の屋号で商売をしていたようだが、江戸期に薩摩屋や麹屋などの屋号でその子孫が分家している。高橋商店は麹屋のそのまた分家で明治中期以降に酒造業や山林業、蜜柑山経営などで成功し、現在は酒造業のみを営んでいる。
というわけで以上が高橋商店としても思い入れの深い「麹屋」の簡単な歴史のご紹介。

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