町の風景

水曜日、颯爽と自転車を走らせチラシ配りをしたときの写真。

町の風景0904 001
町家交流館の庭に咲く三椏(みつまた)の花。三椏は楮(こうぞ)と共に和紙の原料になる。和紙の産地である八女にとっては大切な木だ。

町の風景0904 002
「人生一生 酒一升 あるかと思えばもう空か」。
明永寺入り口にて。含蓄のある言葉が定期的に書き換えられている。
そういえば、以前、伝建地区とドイツ語のdenkenを掛けて、「考える町並み」と芸工大の先生が言われていたのを思い出した。
まさに考える町・福島!

町の風景0904 005
久しぶりにてんごやへ。写真は竹の椅子。
染谷さんの竹の仕事はよくある竹細工とは違っている。染谷さんの仕事には賛否あるだろうが、かつて竹工芸の主要産地だった八女の地で、職人ではない染谷さんが新しい竹の仕事を模索していることは興味深い。

町の風景0904 004
籠。最近の仕事。
しっくりくる形を模索しているのだそうだ。
伺った時、染谷さんの甥で関西の大学生が滞在されていた。
デザインの勉強をしているそうで、卒業研究では木製の自転車を作るとか。
さすが染谷さんの甥。考えることが違う。
全体が全て木。どんな自転車ができるのだろう。

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