昨日のこと

昨日はあまねや工藝店さんの催事があり女房と福岡へ。

先日から販売して頂いている「馬場水車場のお香」が、思いがけず全部売り切れていたので、たまたま持っていた5個をお渡しした。
川口さんありがとうございます!

あまねやさんでは、余りの居心地の良さに、お忙しいのにも関わらず3時間近くお邪魔してしまい大変恐縮しているのだが、実は帰り際にいい場面に遭遇した。
1時間位(だったろうか…)器をご覧になっていた30前後の若いご夫婦が悩みに悩んでいくつかの皿と鉢を選ばれていた(ように見えた)。
どうも料理店を営んでおられる様子。
自分の作る料理とその器がお客さんの目の前に置かれる情景を何度も考えながら決められたに違いない。
そこまで熟慮して器を選ばれた姿を見ると、この人は決してお客さんを裏切らないだろうとか、仕事を楽しんでいるんだろうなどと思えてくる。
そんな様子を見ながら、あまねやさんを後にした。

順序が逆になったが、あまねやさんに寄る前に「古道具るごろ」さんを訪ねた。
こちらは「やめぼん」を気に入って頂き、馬場水車場にも興味を持っておられ、以前当店に立ち寄られたのだ。それ以来気になっていて、古いアパートを改装したというそのお店も是非見てみたいと思っていた。
煉瓦の敷かれた狭い通路の奥にあるアパートには古道具るごろさんの他、帽子作家や消しゴムハンコの作家さんもアトリエを構えておられ、それぞれが上手に古いアパートを使い楽しんでおられるようだ。
ちょっと違うけど土橋市場でもこんな風に楽しんでくれる人が入ってくれるといいのだけれど…という感じのいい雰囲気のアパートだった。
生憎ご主人は不在だったが、お店を見せてもらうだけでも(買い物もせずにすみません…)充分に楽しませてもらった。ちなみにるごろさんは「護国神社蚤の市」の主催者の一人でもある。
次回の開催は今月の24日(日)だそうだ。

いい休日だった。

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