築上町へ

今日は過ごし易い天気だったと書こうとしたら、雨が降ってきた。
また先週の話。

先週の金曜日、東京から来られた佐藤由美さんと一緒に、何故か築上町へ行くことに。同じ福岡県でありながら、豊前方面はなかなか縁がない。
板付(今時は言わないのでしょうか?)まで佐藤さんを迎えに行き、八木山を越え、飯塚、田川を過ぎ、築上町へ。飯塚から田川へは母の実家の近くを通るバイパスが出来ていてあっという間に着いた。
途中、佐藤さんの話が面白くて気が付いたら右折するところを忘れていたり、いくつかのハプニングがありつつも無事目的地へ。

最初にお会いしたのは湊営農組合の組合長、大田孝さん。
西日本新聞などで取上げられることも多いのでご存知の方もあると思うが、大田さんは稲の裏作で菜の花を栽培し、それをもとに菜種油を作っている。
大田さんの車で地元の飼料米を飼料として使用した「こめたまご」を販売している徳永養鶏場の徳永さんに会いに城井ふる里村へ。一体どこへ行くのだろうと思っていると山の中の細い農道の奥、大きな堤を見下ろす小高いところに城井ふる里村はあった。そこでバーベキューを頂きながら、皆さんの話を聞かせてもらった。
徳永さんは在来種のサクラとモミジという鶏を3万羽飼っている。そのうち3千羽に築上町産の多収穫米を飼料として与えているとの事。今年は5千羽、来年は更に増やすとの事だった。
佐藤さん、大田さん、徳永さんで農業の興味深い話をされる中、私は城井ふる里村の鶏おにぎりとたまご焼きが美味しくて、夢中で食べていた。(もちろんちゃんと話を聞きながら)
また、お土産で買って帰ったプリンは、濃い味ながらしつこくなく、まろやかな食感で実に美味しかった。

食べ物の感想ばかりだが、菜種油の新しいデザインの話とか築上町の学校給食の話(築上町は地元の産物で給食を作っている!ただし、そこに到るまでは大変だったらしい)、エコロジカル・フットプリント、農家の後継者問題、減反のことなどなど話は尽きなかった。

帰りは飯塚から冷水越えで帰ったが、途中から高速に乗って2時間半、意外と近いのでまた行ってみたいと思ったのだった。

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