ふなやき

黒木で生まれ育った女房は、子どもの頃のおやつと言えば「ふなやき」。
小麦粉で作る八女の郷土食。(以前、黒木の食の文化祭のエントリーでも少し紹介した。)
義母がよく作ってくれたらしい。

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フライパンで焼くのが普通だが、我が家ではたまにホットプレートを持ち出して、女房と一緒に子ども達も焼いては食べている。
この日は紫蘇入りと黒砂糖をのせたやつ。
素朴な味わいが良い。

母が筑豊、父が八女、そして祖母は福岡出身の私は、結婚するまでふなやきを知らなかった。
女房が正食の勉強をしているので、朝日屋ではその関連の商品を扱っている。そういうのも大切だが、地域の中、はたまた家庭で長い時間をかけて培われ、受継がれてきたものの中に大切なものがある。
それを知ること、磨き上げることが本当に大切だと思うこの頃だ。

実は酒もそうなんだけど…。

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