夏休み 京都へ その6

最終日イノダコーヒーから歩いた道沿いには戦前の洋風建築がずらり。
中に入った訳ではないが、どれも現役のようだ。
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ちゃんと調べると面白い筈だが、別にその為に来た訳でもなく、後ろ髪引かれる思いで歩き去った。
気のせいとは思うが、こういった景色の中で歩いている人や自転車に乗っている人を見ると、不思議と活き活きとしているように見える。

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一保堂茶舗
ここの嘉木(かぼく)という喫茶室がよかった。

メニューの中からお茶を注文すると、生菓子に湯呑が二つ、そして急須とポットが出てくる。店の方がお茶の淹れ方を一つ一つ丁寧に教えて下さるので、その通り淹れると美味しいお茶が飲めるというもの。
お茶の楽しみを伝えようというこの店の心意気が感じられる。

それだけでなく、お茶も美味しいのだ。(悔しいけど・・・)
京都らしい透明感のある色合いに、ほんのりと渋み、深く広がりのあるコクなどの入り混じった上品でいて複雑味があり、含んだ後の香りも良かった。

子ども達が頼んだ冷たい玉露も面白かった。
玉露の茶葉を熱湯で出し(!)、すぐに氷の入ったグラスに注ぐというもの。こちらは和菓子でなくロールケーキがついていた。
お茶もお菓子も美味しそうだった。

母が亡くなって8年。ようやく墓参りが出来てよかった。
いろんな意味でちょっと無理をした旅だったが、こんなことでもないと京都へ家族で来ることはないだろうから、亡き母と大谷祖廟へ分骨してくれた父に感謝。
また京都へ行けるように頑張らないと・・・。

最後に一枚。
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電柱を挟んで屋根がずれている不思議な家。

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