昨日の続き

繁桝蔵見学0121 031
大吟醸仕込みのこの時期、普段だったらまず入ることの無い麹室。
写真は麹の責任者、Uさん。
私と同い年なので勝手に親近感を持っている。しかも新婚時期に住んだのが同じアパートの同じ部屋。(もちろん時期はずれている)
こてこての八女弁で冗談を飛ばしまくる彼は蔵のムードメーカーであり、夏場に行われる百貨店の祭事などでは、バイヤーが彼を直接指名してくるほどの人気者だ。
そんな彼が真剣な目つきで種麹をふっている。

繁桝蔵見学0121 032
八女産の酒米「吟の里」を仕込んでいる。精米歩合55%の純米酒。
上からぶら下っている白い筒状のもののなかを通って、酒米が運ばれてくる。右側の二人は櫂棒でひたすら混ぜている。

繁桝蔵見学0121 051
ずらりと並んだ小さなタンク。純米大吟醸の醪が袋に入れられ、このタンクの中に吊り下げられている。
これが今年最初の大吟醸のしずく搾り。
仕事の為、店に戻っていた1時間半の間に作業は終わっていた。
見学に来られていた二人はしっかり試飲出来、満足そうな様子。

前のエントリーから書いた作業が、朝6時30分から10時までの間、朝食時間を除いて行われたことを紹介した。
本当にお忙しい時間にお邪魔して快くご案内してくれた倉子さん達に感謝の気持ちでいっぱいだ。

繁桝蔵見学0121 041
試飲した酒。
手前から、「純米梅酒」、「純米吟醸にごり酒」、「純米吟醸 生々」、「純米吟醸 限定生々」、「吟醸 限定生々」、「槽搾り 純米新酒 生々」の6本。
当店にも吟醸以外は店頭で販売中。

ちなみに「純米吟醸 生々」は山田錦50%精米。
「純米吟醸 限定生々」は同じものの「せめ」の部分を中心に詰めたもので、多少安くしてある。
こうして比較試飲すると、明らかに違うのがよく判る。

当店でもこの二つは試飲出来るので、試して見たい方、歩いてか運転手付きでの来店をお待ちしています。

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