東唐人町にある人気のレストラン「創作料理ののか」。
2ヶ月に一度、普段はなかなか食べることのない料理を味わう会(密かに変態の会と呼んでいる)を数人で集まり行っている。
前菜に出てきた乳飲み仔豚の生ハム。
勿論まるごとかぶりつくことはせずに、ナイフで薄く切りながら味わう。
シャラン鴨のリエット、チンタセネーゼのサラミも合わせて、ドライシェリーと一緒に楽しんだ。
オマール海老の分解再構築。コンソメに秘密があるらしく、オマール海老200%の美味しさ。
和牛テールのコンソメ。牛テールそのものも味わい深い。これも聞いてみると色んな工夫が施されている。このへんになってくると酔いが回ってきて、写真は全てピンぼけに…
最後のシャラン鴨。長い時間かけてじっくり焼かれていて絶品。特に皮に近いところが美味しかった。ところが後で主人に聞いてみると、厨房に残っていた骨に付いている肉が一番美味しかったのだとか。
これ以外にも色々出してもらい、我が家から持ち込んだワインを一緒に飲むのだけれど、毎回売れ残りというか店の奥にずっと寝かせていたワイン(でも、決して高くない)を開けるのが楽しみのひとつで、今回は93年のボルドーだった。ところが意外にまだ若さが残っていてびっくり。
一緒に集う人達は楽しいひとときだったようだが、私にとっては貴重な、そして贅沢な勉強の時間。