谷川へ

この間の休日のこと。
天気も良く、午前中ちょっと時間が出来たので、普段の運動不足解消と前々から行ってみたいと思っていたこともあり、自転車に乗って(地元の人は知っている、僕がいつも乗っている籐のカゴがついた自転車)立花町の谷川寺まで行ってみた。
澄んだ青空のした遠くに樹々の芽吹く山々が見える。心地よい春風を受けて矢部川の堤防や田畑の中を走る。竹林、古い石垣、水路、手入れの行き届いた庭、歴史を感じさせる家屋敷。キョロキョロと景色を楽しみながら、道も決めず何となく目的地へ向かう。
見てみたかったのは仁王像。
小高い山の上にある谷川寺(こくせんじ)へ登る石段への入り口に鎌倉時代に作られたと伝えられる一対の仁王像が安置されてた仁王門がある。
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個性的な風貌で力強い仁王像で、長年の風雨と虫喰いのためにさらに凄みを増した感じ。特に左の仁王像は目の前に立つともの凄い迫力。
妙に扁平な感じで、不格好といえば不格好なのだけれども、ひょっとするともともとはもっと下から見ることを意識して作られたのかもしれない。