倉敷と焼杉 2

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路地を歩いていると、焼杉板のパッチワークのようなものもある。恐らく、焼杉板の破片で修理したもの。

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写真左の塀は新しいものだが、焼杉板を使ってあった。しかし、何故か妙な違和感を覚える。??
奥の突き当たりを右に曲がると一尺程の小さな電飾の看板が見える。ほんの小さな居酒屋で、薄暗い中、玄関袖で小さく光る品の良い看板と引き戸の奥からほんのりと灯りが漏れてくる。そして賑やかな声も。ものすごく気になって中に入ってみようかと思ったが、地元の人達が集う楽しい場所、といった雰囲気だったのでぐっとこらえて引き返した。というよりも家族が待っているので、そんなところへ入っていったら怒られてしまうのだった。

それはさておき、こうして建物を見ていくと壁の表情が面白く、気がつくと壁の写真をあちこちで撮っていた。
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なまこ壁。この不思議なデザインは、建物の隙間を同じ模様のなまこ壁の塀で繋いだ結果出来たもの。
それにしても倉敷は昔から防火対策が行き届いているのがよく判る。

続く。(かも)