今日はバイクでちょっと遠くまで配達に行きました。
ガソリン代の節約と風が気持ちいいので何か得した気分です。
そんな配達の帰り道、農業改良普及センターに寄って来ました。
目的はこれ。
スローフードと言われる様になってもう１０年位なります。
ところが、相変らずその趣旨とはかけ離れたようなことが、メディアから発信されているような気がします。
その点、この「八女のふるさと料理レシピ集」は、普及所の職員さんや農村女性グループなどの皆さんが作られた冊子ですが、実によく出来ています。
戦後の食生活の変化や世代間の味の引継ぎがなされない昨今、絶滅寸前の郷土食を掘り起こし、伝えていくきっかけを作るのは、まさにスローフードの求めるところだと思います。
レシピ集では、だご汁、ふな焼き、里芋まんじゅう、じゃがまんじゅうなどの定番から、もっとディープな郷土食のことまで、わかりやすく紹介されています。
農業関係者だけでなく、観光関係や飲食の方などに何かのヒントにしてもらえるのではないでしょうか。
以前地元の祭りのときに少し頂いていたのですが、無くなってしまったので、少々無理を言って頂いてきました。
店頭に少し置いていますので、興味のある方はご覧下さい。
普及所には残り少ないとのことでしたよ。
