鳥取と京都の旅 その2

京都ネタがなかなか前に進みません。

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海沿いから山に入ること15分位だったでしょうか。
最初にたどり着いたのがこの田んぼ。
たしか標高450m。
これらの棚田は飯尾醸造さんたちとボランティアの方ですべて手植え、手刈りだそうです。
5月中旬にに植えられています。八女ではようやく播種が始まった頃でしょうか。
写真が小さいので判り辛いですが、苗がしっかりしています。農薬を使わないので、黒い紙マルチで除草しているそうです。
そんなことを、ひとつひとつ丁寧に飯尾さんは話してくれました。

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さっきの棚田からさらにのぼると、この集落がありました。
トタンが張ってありますが、ほとんどの家が茅葺屋根で「凄い!」と言うと、「実はあれ笹葺なんですよ」と飯尾さん。
ある時期から茅が取れなくなり、それで笹葺の屋根になったとのこと、一度火事で集落が燃えてしまったため、その後トタンを被せる様になったことなど、さすがにいろいろご存知です。
本当なら集落を歩いて見たかったのですが、先があったので、契約農家の田んぼなどを見て、世屋地区をあとにしましたが、私はひそかに今度来るときは絶対カメラ片手に散策してやろうと心に誓ったのでした。

もうひとつ写真を。

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冬期湛水した田んぼ。
表面にトロトロ層が出来て、雑草の種が発芽できないのです。
話には聞いていましたが、本当にトロトロの土で驚きでした。

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