にかわ

やめぼん2号でご紹介した三味線屋さんの重富さん。
今日、その重富さんの弟さんとお話をすることがありましたので、少々。

志げとみ080402 004

これは「膠(にかわ)」の写真です。
伝統的な接着剤です。三味線を作るときには市販の接着剤でなく、今も膠を使ってます。
その理由は修理のためです。
お客様が長い間使っていると必ずどこかおかしくなる部分が出てきます。そうした時に膠の場合はある方法(これを聞きそびれてしまいました)で分解し、微調整をしてまた組上げることが出来ます。

三味線に限らず、昔のものって長く使うための工夫や、修繕のことを考えた作りがキチンと取り入れられてますよね。

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