正月明けの連休に年末の慰労も兼ねて家族で由布院へ行ってきました。
その際、訪れたのが「市の坐」。
6年ほど前にふらりと朝日屋に立ち寄ってくれたのがご縁でお付合い頂いている井尾さん。5年前のふるさと塾由布院研修旅行の際にも、由布院のまちづくりについて詳しく話をして下さったうえに由布院の魅力的な場所をご案内して頂きました。
その井尾さんが日本茶の店「桐屋」を閉め、昨年オープンしたのが「市の坐」です。
古い民家を移築した落ち着いた空間の中で、気軽に料理と酒を楽しめるお店です。古民家の店というのは意外と取って付けた様な落ち着かないのが多いのですが、ここは実にしっくりきます。
これはお店の看板料理「結豆腐」。ミネラルたっぷりな感じ。深みのある豆の旨さがじわりと広がります。カキ香草揚げ、赤鳥の焙り、鯵の一夜干、コロッケなどなど、いろんな料理を食べましたが、どれも美味しく、酒に合うような味付けで(しかもくどくない)しっかり頂きました。
繁桝の酒もいろいろあります。
ひとつひとつ丁寧に燗をつけてもらえるので、「可也純米」「クラシックひやおろし」「雄町吟醸5年熟成」を飲んでみました。一番良かったのは可也純米。程よい酸が料理との相性を良くしてくれます。
楽しいひとときでした。