繁桝 酒蔵見学 その1

日曜日の早朝、久留米のお客さんと繁桝の仕込みの様子を見に行きました。
時間は午前6時過ぎ。
酒蔵の朝は早く、早い人は4時30分頃から麹の仕事や蒸米の準備などをしています。
米の蒸しあがりは6時30頃。
この日は大吟醸用の麹米と掛米を蒸上げ、仕込みをしていました。
ぷらすさん蔵見学 013
酒母仕込みの様子。
奥に見えるのが甑(こしき)。頭(かしら)の立石さんが甑の中に入って、スコップで蒸米を掘り起こし、放冷機に放り込んでいるところ。
放冷機の手前から出てきたある程度の温度まで冷ました蒸米を前もって酒母と麹と水を入れた手前の初添えタンクに入れています。写真中央右手に写っているのが池松杜氏。大吟醸の仕込が続くこの時期は睡眠時間も短く、いい酒を造るためにまさに身を削って頑張っておられます。
ぷらすさん蔵見学 002
立石さんの足。一休み中。大きな木の下駄を履いています。片方の下駄とスコップは水に漬けて蒸米が引っ付きにくくしています。
ぷらすさん蔵見学 011
初添えのタンク内の醪(もろみ)温度を注意しながら仕込みを進めています。この日は外気温が高かったために、かなりの量の氷を投げ込んでいました。

〈続く〉

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