「雛の里・八女ぼんぼりまつり」を歩く

2月15日から福島の町では「ぼんぼりまつり」が行われています。
町中のあちこちに雛人形が飾られています。

その初日にぶらりと歩いてみました。
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紺屋町の祖川さんのお店。昔ながらの婦人衣料品店。雛人形はともかく、置いてある「カクイわた」の台が渋いですね。
奥を覗いてみると近所の奥さん方が集まって井戸端会議中。雛人形のことを尋ねると、まつりの実行委員会の方が持ってこられたとのこと。

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これまた紺屋町。滝川電気のあとで、紺屋町商店街がいろんな人形を展示してあるコーナー。これは地元の旧家清田家にあった箱雛。箱雛は明治から昭和30年ごろにかけて八女地方で多く作られています。

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町家交流館の前にて。

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そば屋「なな草」。2月半ばというのに暖かかったこの日。窓を開け放った二階で、爽やかな風を受けながら食べる蕎麦は旨そうです。

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丸山家。これもこの家の箱雛。開放的な昔ながらの町家の表。こんな何気ない風景が私は好きです。
毎年まつりのために飾って個人のお宅でもこうして町のイベントに参加して頂いて、ぼんぼりまつりは行われています。感謝です。

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大石家。箱雛、おきあげ、いろんな雛人形が飾ってあります。浮世絵から出てきたようなおきあげの派手な表情が面白い。

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てんごや」。
とても魅力的な竹の椅子と灯りを作っている工房。
写真は籠の技術を応用して作った竹の人形です。
最近更新されたホームページも必見。

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近松仏壇店の段飾り。私が子供の頃はこういうのが主流だったような気がします。

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古松の角家のお雛様。ガラス越しで見辛い写真ですが、細かい細工で色鮮やかな御殿が飾ってあります。

ショーウインドウの中に気になる提灯が・・・。
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この時期こういうのが売れるんでしょうか?

ぼんぼりまつりは3月22日まで開催中です。

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